マッチングイベント企画

このゆび、とーまれっ“Let’s gather here, in Yokohama!”

<事前参加申込 受付中!>

申込期間:
10月15日(水)~11月6日(木)17:00まで
お気軽にご参加ください♪

マッチングイベント企画とは?

第48回年会では“新しい出会い”をテーマにした交流イベントを開催いたします。

同じ目標に向かって努力されている方や、似た課題を抱えている方と出会い、語り合うことで、新しいつながりが生まれる ――そんな場となることを目指しています。

8,000名を超える参加者が集まる日本分子生物学会年会ならではの出会いもきっとあるはずです。

皆さまのご参加をお待ちしております!

開催概要

開催日時

12月3日(水)19:15~20:30

12月4日(木)19:15~20:30

※一部昼帯での開催あり

開催場所

パシフィコ横浜 ポスター展示会場内 特設スペース

※一部会議場での開催あり

★飲食の提供について

イベント開催中は、年会にてご用意した軽食、アルコール類、ソフトドリンク、さらに福井県の日本酒などをお楽しみいただけます。
飲食を交えながら、リラックスした雰囲気の中で交流を深めていただければ幸いです。

※本企画は初めての試みとなるため、応募状況により開催形式を変更させていただく場合がございます。
最新の情報は随時、本サイトにてご案内いたします。

事前参加申込方法

下記の申込フォームより、締切期日までに下記の必要情報をご登録ください。
事前参加申込をされた方は、優先的にご参加いただけます。
イベント当日は、事前参加申込をされていない方の飛び入り参加も受け入れる予定をしておりますが、参加希望者が多数になる場合は入場を制限する場合がございますので、優先的にご参加いただける事前参加申込をおすすめいたします。

申込期間:
2025年11月6日(木)17:00まで
参加資格:
年会にご参加予定の皆様 ※本イベントの参加には、年会の参加登録が必須です。
開催企画:
下記のリストをご参照のうえ、ご希望の企画をお選びください。
〈お申込に際して〉

・事前参加申込上限:1日当たり1企画まで

・当日は途中入退場および他の企画にもご参加いただけます。

・お申し込み状況によって、日程変更または中止になる可能性もございます。

・お申込みされた企画の詳細については、11月中旬ごろにメールまたは年会ホームぺージにてご案内を予定しております。
※一部、オーガナイザーよりご案内が届く場合もございます。

開催予定の企画一覧

12月3日(水)開催予定企画

1B-01 12月3日(水)
13:00~会議センター
研究と育児のクロスロード:リアルを共有する交流会
Crossroads of research and childcare: An Exchange to Share the Real
オーガナイザー
永嶌 鮎美(東京科学大学)
参加対象者
子育て中の研究者の方を中心に、家族のケアと研究を両立している方、またはその実情に理解と関心のある研究者の方
イベント内容

学会には参加できたけれど、夜までいて交流するのは難しい方、気軽に話したいけれど雑談の場や時間が少ない方へ。子育てや家族のケアと研究の両立について、リアルな経験を持ち寄って語り合いませんか。「小1の壁」や「小4の壁」、時間が限られている中でのラボ運営と家庭のバランス、学生指導の工夫など、子育てにまつわるあれこれを中心に、雑談ベースで交流し、つながりを作りましょう!

1A-01 12月3日(水)
19:15~展示ホール
新奇モデル生物のゲノム解析やりたい人この指とまれ
Calling all who want to analyze the genome of novel model organisms
オーガナイザー
坊農 秀雅(広島大学 )
参加対象者
これまでゲノムが解読されていない生物のゲノム解析がやってみたい方
イベント内容

昨年2024年にゲノム解読本を著した提案者は、ふだん有用物質生産生物などの産業上有用な生物のゲノム解読とその解析をやってきました(アカシソやトコジラミ等)。産業上有用な生物以外でも「オモロい生物」(ここでは新奇モデル生物と呼称します)をご存知の方でゲノム解読して、分子生物学の手法で研究を進めたい方が多数いらっしゃるかと思います。しかしながら、ゲノム解読をはじめとするゲノム解析にはさまざまなノウハウが必要となるのが実情です。そこで、新奇モデル生物のゲノム解読からその解析をやってみたい人で集まり、お互いの持つ情報を共有したいと思います。新奇モデル生物のゲノム解析やりたい人、この指とまれ!

1A-02 12月3日(水)
19:15~展示ホール
実践!! ゼロから始めるin silico創薬
Get started with in silico drug discovery!
オーガナイザー
池田 幸樹(京都大学)
参加対象者
創薬研究がしたい研究者(*応募多数の場合は初学者・若手・高校生研究者を優先)
イベント内容

創薬は人的・時間的・費用的コストの高さからなかなか始めにくいと思われているが、in silico技術のめざましい発展によってその常識は過去のものとなっている。しかしながらin silico創薬の手法についてハードルが高いと感じる研究者が多いという現状も創薬研究の発展の障害となっている。そこで最初の一歩目を今日踏み出すために、イベントでは費用ゼロから始めるin silico創薬について実習形式で実践的なストラテジを学び、未来の創薬研究者を育てる。

1A-03 12月3日(水)
19:15~展示ホール
原生生物大好きな人、この指止まれ!(マイナー生物もOK)
Let’s gather lovers of protozoa (and lovers of minor organisms ) !
オーガナイザー
川口 隆之(基礎生物学研究所)
参加対象者
原生生物に興味がある人、変わった生き物に興味がある人
イベント内容

ゾウリムシやアメーバなどの原生生物は、発生学、遺伝学、分子生物学及び生理学等様々な分野のモデル生物として利用されている。本イベントでは、原生生物や様々な「マイナー生物」を研究対象としている方、またはそれら生物を使ってみたいという方々と情報交換をすることで、分野の垣根を越えた新たな研究のタネを作るきっかけを生み出したい。また、研究だけでなくマイナー生物の面白さをざっくばらんに話あっていただき、楽しい出会いの場にしたい。

1A-04 12月3日(水)
19:15~展示ホール
そのPCR、コピー数合っていますか? 精度に向き合いたい人、この指とまれ!
Is that PCR copy number correct ? If you want to face the precision, come over here!
オーガナイザー
布藤 聡(株式会社ファスマック)中江 裕樹(特定非営利活動法人 バイオ計測技術コンソーシアム)
参加対象者
定量PCRを行っている方。極低コピーの鋳型濃度でのPCRで何が起こっているのか興味のある方。
イベント内容

新型コロナウイルス感染症の蔓延ですっかり市民権を得たPCR検査。その結果が陰性か陽性かで一喜一憂していた頃がもはや懐かしい。しかしあの時のPCRって、反応に何コピー持ち込まれていたら陽性になっていたのでしょうね?その陽性になるコピー数未満だったら感染拡大への影響は本当になかったのでしょうか?いや、そもそも核酸のコピー数って何なのでしょうか?   このテーマでは、リアルタイムPCRで定量(コピー数濃度決定)をした経験をお持ちのみなさま、そしてその作業に不安のあるみなさまにお集まりいただいて、日々の悩みを共有したいと思います。「吸光度を元にコピー数濃度を決める換算式って、なんでこんなに何種類もあるの?」とか、「スタンダードがそもそも直線にならないんです」とか。悩めるみなさまの経験の中に埋もれる「上手くいくためのコツ」をあぶり出し、より感度やロバスト性の高いPCRを実現するためのヒントを見出したいと思います。

1A-05 12月3日(水)
19:15~展示ホール
野生動物(主に脊椎動物、できれば哺乳類)研究の輪を広げよう!~サンプルシェアから始まる新たなコラボレーション~
Expanding Wildlife Research: Sample Sharing for New Collaborations
オーガナイザー
今井 啓之(山口大学)松屋 純人(鹿児島大学)
参加対象者
野生動物を使った研究をしたい人、野生動物を使った研究をしている人、野生動物を使った研究をしていた人
イベント内容

「野生動物を研究したい!でも、捕獲から始めるのは大変…」「せっかくサンプルを確保したのに、必要なのは一部の組織だけ…」こんな悩みを抱えている研究者はいませんか?野生動物研究には、サンプル入手や解析に関する様々なハードルが存在します。そこで、本企画では「サンプルシェア」に焦点を当て、研究者間の新たな繋がりを築く場を提供します。野生動物研究に興味がある方、既に研究を始めている方、サンプル廃棄に課題を感じている方など、広く歓迎します。 皆さんの得意なスキルセットやニーズを共有し、未来の共同研究の種を見つけましょう。例えば、「卵巣だけ欲しい」という研究者と「ゲノムを活用したい」という研究者が繋がれば、双方にとってメリットのある共同化が実現するかもしれません。本イベントでは、参加者同士の意見交換を通じて、サンプルシェアのニーズと課題その他、野生動物研究におけるハードルを調査します。気軽に意見交換できる場を目指しています。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

1A-06 12月3日(水)
19:15~展示ホール
成果を事業創出へ! 老化研究を社会実装したい人、この指とまれ!
Turn your research findings into new initiatives!Let’s put aging research into practice - join us!
オーガナイザー
岡島 英俊(慶應義塾大学)
参加対象者
老化研究に携わり、成果を社会実装・事業化したい研究者産学連携や共同研究のパートナーを探している研究者自らの専門を生かして新たな応用分野を開拓したいデータサイエンティスト
イベント内容

老化研究の社会実装には多くの課題が存在し、個々の研究者が単独でその波に乗ることは容易ではない。エイジング若手研究者連盟SAKRAは、異分野融合アプローチで老化研究とその社会実装を加速させるためのコミュニティとして2024年9月に発足した。 学生、若手研究者、医師、ビジネスパーソンなど、老化研究に関心を持つ幅広いメンバーが参加し、複数の研究アイデアの社会実装に向けた取り組みが進行している。本企画では、SAKRAの主要メンバーであり実装プロジェクトの中核をなす研究者たちと、現状の課題や実現に向けたプロセスを議論する。議題は、研究成果を社会実装可能な事業・製品アイデアへと変換するための具体的なステップや手法を中心に据え、参加者同士のマッチング機会も設ける。老化研究の多様な専門性を持つ研究者間の交流を通じて新たな協働の芽を育み、参加者の研究成果を社会に届ける第一歩を共に創ることを目指す。

1A-07 12月3日(水)
19:15~展示ホール
将来のことはおいといて、今日は自分達のサイエンスについて話をしたい!!
Leave the future behind, Let’s talk about the science you believe in.
オーガナイザー
綾野 貴仁(国立循環器病研究センター)
参加対象者
お酒の好きな方、将来の進路に不安をお持ちの方
イベント内容

学会発表は、自身の研究について鋭い意見や、温かな助言を得る、自分にとってサイエンスが面白いと実感できる瞬間の一つです。特に分子生物学会年会は、幅広い領域の発表を聞くことができ、また来年も発表したい学会です。現在、私はポスドクとして研究していますが、たまに今後の人生について考えます。同様に、学生やポスドク、任期付きの職等に就いていると、将来の進路について悩み、分子生物学会には分野や職位は違えど似た悩みを持つ方が大勢いらっしゃると思います。なので、将来に不安を抱えている人が、お酒に後押しされながら今日だけは不安を忘れて、自身がやりたい、やってきた研究に関して、分野、立場の違う研究者と話し合い(分野外の方向けに研究データを短く発表する)、今一度サイエンスの面白さを認識し、参加者の孤独感を少しでも減らせればと思い、広大な研究領域を扱う分子生物学会年会において本イベントを提案させていただきます。

1A-08 12月3日(水)
19:15~展示ホール
【研究×ものづくり】自作アイテムで研究を便利にしている/したい人、大集合!(基礎編)
[Research × DIY] Let’s Make Research a Bit Easier! (Beginner Session)
オーガナイザー
坂本 光士郎(東京大学)古林 真樹(東京大学)
参加対象者
実験を便利にするものづくりをしている人。実験のためのものづくりに関心がある人。
イベント内容

<イベント内容>3Dプリンター等の便利な道具が身近な存在となり、自作のアイテムで研究用品を自分用に作ってしまうという試みが近年よく見られるようになりました。既にバイオ×ものづくりに取り組んでいるみなさんや、まだものづくりにチャレンジしたことがないけど興味がある方々はぜひ本企画にご参加ください!みなさんの自慢の自作アイテムを紹介してもらったり、こんなもの作りたいなあというアイディアを大募集します!「こんなアイディアがあったのか!」「そんな便利な道具が作れるのか!」「今度一緒に何か作ってみたいな!」「こんな道具が作れたら面白いかも?」そんな驚きとワクワクをみなさまにご提供します!

1A-09 12月3日(水)
19:15~展示ホール
アメリカで研究したい人、この指とまれ!
Gather around if you want to do research in the U.S.!
オーガナイザー
川澄 正興(University of Washington)
参加対象者
アメリカへの海外留学に興味がある方(大学院生、ポスドク、教員など)やアメリカでPIを目指し自分の研究室を運営したい方
イベント内容

アメリカで研究したい人、みんなで集まって情報交換しませんか?海外留学の夢を実現するチャンスです。アメリカでの大学院生やポスドクの研究トレーニングの実情、グラントの状況、アメリカでPIに応募して独立した研究室を運営するにはどうしたらいいのかなど、皆さんの疑問に直接答える機会にしたいと思います。

1A-10 12月3日(水)
19:15~展示ホール
mAVの会:マイナー水棲脊椎動物を研究する人の会
Association for Researchers of minor Aquatic Vertebrates (mAV)
オーガナイザー
重谷 安代(東京慈恵会医科大学)
参加対象者
マイナー水棲脊椎動物を研究する方
イベント内容

研究対象にマイナー水棲脊椎動物 minor Aquatic Vertebrates (mAV) を扱う人は少なくないと思います。それは研究を突き進めていたらたまたまmAVを扱うことになってしまった、現環境下ではこのmAVを扱うことが断然有利である、このmAVが好きで好きで仕方がなく離れられない、など事情は多々あることでしょう。独自性の表出には比較的有利である反面、マイナー動物であるが故の飼養環境保持の難しさや研究遂行上の困難な点、関連文献の特殊性あるいは研究者数の少なさからくる情報不足など、mAVを扱う研究者なら共通して感じていることでしょう。ご自身のmAVの素敵さを大いに語っていただいても構いません。この会ではマイナーな水棲脊椎動物に限定して、会員数の多い当学会から参加者を募り、広く有益な情報交換の場にしたいと考えています。学部生からいつまでも気持ちは若い大御所研究者まで、いずれの方も大歓迎です。当日は名刺をご持参の上、お気軽にご参加ください。お待ちしております。

1A-11 12月3日(水)
19:15~展示ホール
「振動現象」から探る生細胞達の”生と死の境界”~ECM物理的破綻という新しい病態モデルの共同検証へ~
Exploring the Boundary of Cellular Life and Death through "Vibration Phenomena"-Towards a Collaborative Verification of a New Pathophysiological Model of ECM Physical Disruption-
オーガナイザー
福士 嗣海(美山病院)
参加対象者
高分子ゲル物理学、生物物理学、細胞生物学、熱力学の専門家、バイオメカニクスや画像解析で『振動のダイナミクス』解明に共に挑む仲間、そして生命の物理的側面に可能性を感じる医師、獣医学者、学生の皆様。臨床で発見された特異な「振動現象」の謎に、共に挑みませんか?
イベント内容

活〆した魚が塩で動くのは、「死」の中に「生」の細胞が残る証左です。私たちの体内にも、可逆と不可逆のあわい、秩序とカオスの縁に、救える可能性を秘め、無数に存在する「瀕死」の細胞が存在します。その運命は、「幹細胞ニッチ」という物理的環境で決まるのです。私たちの仮説は、「放熱障害」でECMゲルが体積相転移し、細胞を「閉鎖的な環境」に陥らせ、蓄積した内部エネルギーが機能不全を導くというもの。この物理的環境に直接介入するアプローチは、西洋医学的な膝関節症、皮疹、筋痛症などの多彩な病態に著効を示し、軟骨再生は「生体内再生医療」の可能性を示唆します。治癒過程では、特異な「振動現象」が観察されます。この振動は、閉鎖系に蓄積したエネルギーが開放時に放出される物理現象であり、「生死の狭間にいる」生細胞が「生」へと帰還する雄叫びかもしれません。このモデルは、生命の「情報」と「物理」の二重制御や、予防医学・獣医学などへの普遍性を示唆します。しかし、私たち臨床医にはこのプロセスを観測する「眼」がなく、皆様の「眼」でこの臨床的発見を共に証明し、新しい生命医科学の地平を拓く仲間を募集します。当日は、驚くべき振動・臨床動画も供覧します。

1A-12 12月3日(水)
19:15~展示ホール
ダークプロテオームから宝探ししたい人この指とまれ
Anyone who wants to go treasure hunting in the dark proteome, gather around!
オーガナイザー
末永 雄介(千葉県がんセンター研究所)松本 有樹修(名古屋大学)
参加対象者
ダークプロテオームに眠る宝に興味がある人
イベント内容

かつて「タンパク質を翻訳しない」とされたnoncoding RNAから、マルチオミックス解析の進歩により、多数の機能性タンパク質が見つかりつつあります。進化的保存性や既知ドメインを持たないこれらは「ダークプロテオーム」と呼ばれ、進化学ではde novo遺伝子産物、分子生物学・医学ではmicroproteinとして知られてきた存在です。ヒト脳サイズの進化を担うタンパク質や新規創薬標的など、まさに手つかずの“宝”が眠る一方で、価値ある宝石か、すぐ消える幻かを見極める術はまだありません。今、世界中の研究者がこのブルーオーシャンに挑み始めています。本企画は、既に宝を掘り当てた人、効率的な探索法を見つけた人、これから挑戦する人が集う「酒場」。経験や戦略を共有し、新たな仲間を見つける場として、あなたの参加を待っています。

1A-13 12月3日(水)
19:15~展示ホール
人生は壮大な実験だ!あつおさんとGTP研究を語ろう!
Life is a grand experiment! Come chat about GTP research with Atsuo!
オーガナイザー
佐々木 敦朗(シンシナティ大学)
参加対象者
GTP研究に興味がある方海外留学に興味がある方
イベント内容

GTPは細胞エネルギーや情報伝達を担う重要な分子です。私達—GTP-GEEKSの研究から、生命が進化の中で、GTPの新たな使い方を編み出し高次機能を獲得してきたことが示されつつあります。GTP研究から生命原理や疾患治療への応用が(強く)期待できます。本イベントでは、GTP研究をリードしてきたシンシナティ大学佐々木敦朗教授――ブースでは「あつおさん」と呼んでくださいね――と一緒に、GTPの魅力と研究仲間とのつながりを語り合います。あつおさんが大切にしているのは、仲間の強みを活かしてシナジーを生み出し、研究を楽しむこと。その実践のひとつが、様々な分野のエキスパートが垣根をこえて熱くGTP探求をする場「GTP GEEKS」です。GTPに何か惹かれるものがある方、仲間と切磋琢磨して自分も研究も加速させたい方、留学をしたい!と思っている方も大歓迎です。どうぞお気軽にお立ち寄りください。一期一会「2025年の横浜のGTPブースでご一緒できたことが、お互いに大事な宝になるような素敵な時間を一緒に過ごしましょう!

1A-14 12月3日(水)
19:15~展示ホール
大学院生この指とまれ!~修士課程も博士課程もみんなで語ろう研究の未来~
Gathering Graduate Student! ~Talk, Talk, Talk about future research!~
オーガナイザー
矢吹 真菜(東京科学大学)
参加対象者
大学院生(修士課程、博士課程)大学生(卒業研究に従事している者)
イベント内容

学位のこと、就職のこと。大学院生だからこその悩みが尽きず、またなかなか相談できないとお悩みの大学院生も多いはず。ここはそんな学生たちだけの学生のための寺子屋です。みんなでゆるくノウハウを共有し、悩みを解決し、そして若手の中でも若手の私たちで研究者としての未来、分子生物学研究の未来を語りましょう!

1A-15 12月3日(水)
19:15~展示ホール
科学における公平性:現在地と未来の展望
Equity in Science: Where we are and where we could be
オーガナイザー
ウォン ワイチェン(大阪大学)
参加対象者
PIs and students
イベント内容

While open science fundamentally seeks to increase transparency and accessibility in research, we must critically examine whether its current practices truly benefit all researchers equally. Barriers to participation, such as limited access to infrastructure, financial constraints, and systemic biases, disproportionately affect scholars from the Global South, early-career researchers, and those from marginalized communities. This meeting is an open-discussion on what equity means in science now and what it could mean in the future.

1A-16 12月3日(水)
19:15~展示ホール
「世界への恩返し」:私たちができる貢献は何ですか?
Giving back to the world: What contributions can we make?
オーガナイザー
堀籠 智洋(東北大学)
参加対象者
恩を感じている方、沢山の研究費を取られている方、少ない研究費で研究をしている方、科学者として世界をより良くしたい方
イベント内容

皆さまが科学者として自立するまでには、初等から高等教育はもちろん、研究指導者による導きや、国や財団、企業による研究支援など、大きな恩に支えられてきたはずです。その恩に報いるため、今、私たちにできることを考えてみませんか。ここでは特に、日本や留学先国が私たちに注いでくれた愛情に対して、私たち科学者がどのように応えていけるかを一緒に考えましょう。昨今の厳しい社会環境、そして世界情勢の中で、私たち科学者にしかできない役割があるはずです。知的・実用的価値の創出はもちろんですが、次世代育成、はたまたソーシャルメディアを利用した時代の雰囲気づくりもできます。国際社会の安定に影響を与えることもできるでしょう。本イベントでは、自立した研究者はもちろん、未来を担う学生の皆様のご参加をお待ちしています。- JFKも言ってたよ「国が何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問いなさい」ってね。

1A-17 12月3日(水)
19:15~展示ホール
マルチオミクス解析による脈絡叢腫瘍間の分子的異質性の解明
Comprehensive multiomics analysis reveals distinct differences between different choroid plexus tumors
オーガナイザー
李 振華(山东第二医科大学)
参加対象者
Those interested in studying brain tumors and rare diseases.
イベント内容

Choroid plexus tumors (CPTs) are intraventricular tumors derived from the choroid plexus epithelium. We conducted multiomics analyses of FFPE samples from 4 CPP, 4 aCPP and 4 CPC. Multiomics analysis included bulk-RNA sequencing, whole-exome sequencing, and Single-nucleus RNA sequencing. We analyzed genomic characteristics by bulk-RNA sequencing and whole-exome sequencing. Then we examine the heterogeneity of human choroid plexus tumors by single-nucleus transcriptome analysis of 143,033 cells. The resulting expression atlas profiles cellular and transcriptional diversity, copy number alterations, and cell–cell interaction networks in different type CPT. We further characterize tumor type-specific stromal microenvironments that include altered macrophage and mesenchymal cell states, as well as changes in extracellular matrix components. This first single-cell dataset resource from such scarce samples should be valuable for diagnosis and divising therapies against these little-studied neoplasms.

1A-18 12月3日(水)
19:15~展示ホール
「管」に興味ある人、この指とーまれ!
Interested in tubes/ tube-like structures? Join us!
オーガナイザー
吉松 康裕(新潟大学)坂上 倫久(愛媛大学)
参加対象者
管や管様構造を研究している方、これらに興味ある方
イベント内容

生物の世界には、さまざまな「管」が存在します。動物には血管、リンパ管、気管、消化管、胆管、尿路、生殖管、唾液管など、植物には導管、篩管、通気組織、樹脂道、乳管などがあり、微生物にも菌糸などの管状構造が見られます。さらに、細胞の中には微小管や管状分子も存在します。機能は多様ですが、「必要だから存在する管」について、ぜひ自由に魅力を語り合いましょう。「機能はまだよく分からないけれど、美しいから/面白いから研究している!」という方も大歓迎です。プレゼン資料の持ち込みもOK、管に関する研究発表の宣伝も歓迎します。※ただし「ぐだぐだ管を巻く」だけの方はご遠慮ください。ワイワイ楽しくやりましょう。お気軽にご参加ください!

1A-19 12月3日(水)
19:15~展示ホール
海外研究キャリア相談会:ポスドクの視点から
International Research Career Session: Perspectives from Postdocs
オーガナイザー
圓 敦貴(シンシナティ小児病院研究所)
参加対象者
海外留学に関心のある学生や若手研究者
イベント内容

海外留学に関心のある学生や若手研究者の皆さまへ。米国シンシナティ小児病院研究所は、多くの日本人PIが活躍し、発生生物学、再生医療、心臓研究など幅広い分野で基礎から臨床までをつなぐ研究が展開されています。本企画では、現在留学中のポスドクが自身の体験をもとに、アメリカでの生活準備、研究環境の違い、留学中に直面する課題やその工夫について率直にお話しします。

1A-20 12月3日(水)
19:15~展示ホール
市民公開講座の胡桃坂バンドで一緒に盛り上がりたい人このゆびとまれ!
Want to rock out with the Kurumizaka Band at the public lecture? Come join us!
オーガナイザー
組織委員会 企画
参加対象者
一緒にステージを盛り上げてくださる方。音楽とサイエンスを愛する方。
イベント内容

サイエンスとアートは親和性があります。ともに創造性と感動があり、自分も周りも元気になります。4年ぶりに胡桃坂バンドが戻ってきました。前回はコロナ明けということもあり控え目のパフォーマンスでしたが、今回は『毎日がPCR』に新曲2曲を加えての登場です。一緒にバックダンサーとしてパフォーマンスを盛り上げてくださる方を募集します。特に難しい振り付けはありません。目標は胡桃坂「46」ということで46名です。

12月4日(木)開催予定企画

2A-01 12月4日(木)
19:15~展示ホール
AlphaFold界隈の人、この指とまれ!
Let’s gather if you are interested in the AlphaFold!
オーガナイザー
河口 真一(大阪大学)
参加対象者
AlphaFoldを使っている方、あるいは興味がある方
イベント内容

タンパク質の立体構造予測プログラム「AlphaFold」の登場により、分子生物学におけるタンパク質構造情報の利用が飛躍的に容易になりました。構造予測をきっかけに仮説を立てたり、部位特異的変異導入の設計などに応用したりする動きが広がっています。さらには、タンパク質と他のタンパク質、あるいは核酸との複合体の立体構造予測ができるとして期待されています。また、相互作用するタンパク質や核酸を見つけたいという要望も叶えてくれるかもしれません。しかし、予測した結果をどう評価するか。信頼できるのかどうか疑問がある方も多いのではないでしょうか。この会は、AlphaFoldを実験研究に活用してみたい方、すでに使い始めている方、興味はあるけれどまだ手を出していない方々が、気軽に情報を交換し合える場です。実際の応用事例や、活用のコツ、困りごとなどを共有し、新たなアイデアのきっかけになればと考えています。

2A-02 12月4日(木)
19:15~展示ホール
分子生物学×途上国フィールド:あなたの技術で現場に風穴を
Molecular Biology Meets Fieldwork in Developing Countries: Bringing Innovation to the Frontlines with Your Skills
オーガナイザー
蜂矢 正彦(国立健康危機管理研究機構)
参加対象者
途上国で得られる検体や医療情報に興味がある方
イベント内容

私はこれまで途上国(低・中所得国)において、血清疫学研究に取り組んできました。具体的には、クラスタ・サンプリング(無作為抽出の一手法)を用いて地域住民から血液検体や医療情報を収集し、そのデータを分析して公衆衛生政策へとつなげる活動です。調査対象は、感染症(特定病原体に対するIgGなど)、生活習慣病(HbA1c、血圧など)、予防接種に対する意識調査などで、1回の調査で約2,000人からデータを得て解析しています。こうした研究は、公衆衛生に役立つという実感がある一方で、現場で得られる検体や疫学データの中には、分子生物学的な視点からこそ深く掘り下げられる「未踏の問い」が数多く存在していると感じています。本イベントでは、まず私から途上国における調査の実際について15分ほどご紹介したのち、皆さまには自由な発想で、「分子生物×フィールド」の新しい研究アイデアをご提案いただければと思っています。あなたの技術で、現場に新たな風を吹き込む旅へ。ぜひお気軽にご参加ください。

2A-03 12月4日(木)
19:15~展示ホール
真実はいつも一つなのか!?実験の再現性で悩んでいる人、この指止まれ!
Is there always only one truth? If you’re having trouble reproducibly with your experiments, come here !
オーガナイザー
中江 裕樹(特定非営利活動法人 バイオ計測技術コンソーシアム )布藤 聡(株式会社ファスマック)
参加対象者
実験の再現性で悩んでいる方。ばらつきの原因を考えてみたことがある方。自分の実験の腕に自信がある方、またはない方。学生に実験を教えていらっしゃる先生。
イベント内容

 有名な先生のすごい論文の実験を、そのまま再現しても同じ結果が得られないなんてことは、きっと工程のどこかに論文には書かれていない大きなミソがあるから仕方ないなとあきらめますよね。でも日々の実験で同じ材料を使って同じ装置で測定しているのに、あの子と同じ結果が得られない、なんて経験は多くの人が遭遇していて、なんでなんだと憤慨していることでしょう。 同じ施設内でも起こっているそんな現象は、異なる施設で装置も材料も異なってくれば、ばらついてくるのは当然です。私たちは、検査に慣れた人たちが所属するいくつかの検査所・試験所で、同じ試料を使って同じ成分を測定してもらったことがあるのですが、そこでも結構なばらつきがありました。 このテーマでは、実験の測定結果って、真実はいつも一つなのか?どうすれば見えてくるのか?じゃあ、あなたのやり方なら真実に近づけるのか?などを喧々諤々議論してみたいと思います。

2A-04 12月4日(木)
19:15~展示ホール
男性研究者の育休取得に関するみんなの座談会~経験者・取得検討者・周囲のサポート~:我々は何を大事に人生を全うすれば良いのか
Men’s Parental Leave in Academia: A Roundtable Discussion for Those Who Have Taken Leave, Those Considering It, and Their Supporters: How Can We Live Fulfilling Lives?
オーガナイザー
今井 啓之(山口大学)松屋 純人(鹿児島大学)
参加対象者
育児休業を取得した男性研究者、取得を検討している男性研究者、これらのパートナー・友人・同僚・上司、URAなど
イベント内容

「仕事をセーブして子供と過ごす時間を大事にしたい」性別によらず育児参は重要であるが、育児休業の取得にはいまだ多くの課題が存在する。本企画では、男性研究者の育休取得をテーマに、様々な立場からの意見交換を通じて、サポート体制構築の改善を探る。対象は育児休業を取得した男性研究者、取得を検討している男性研究者、これらのパートナー、友人、同僚、上司を想定するが限定するものではない。各立場から育休に関する経験談、疑問、課題などを共有する。具体的には、育休取得のメリット・デメリット、職場復帰の際の課題とポイント、育児と研究の両立のヒント、所属機関の制度と課題などについて、座談会形式を行う。成功体験だけでなく、反省点や失敗談も共有し、より現実的な問題点と解決策を探る。得られた知見を各々の職場に持ち帰り、実践・提言することで、良いワークライフバランスの実現に繋げたい。多様な視点を取り入れ、活発な議論を期待する。僕たちの人生とは誰のためのものなのでしょうか。

2A-05 12月4日(木)
19:15~展示ホール
研究者のメンタルケア窓口が欲しいと思う人この指とまれ
How can we build the mental support system for researchers?
オーガナイザー
岡崎 孝映(千葉大学)
参加対象者
研究分野のメンタルケア、コミュニケーション環境に問題意識をお持ちの方
イベント内容

研究現場のコミュニケーション環境を良好に保つことは、研究者個人にだけでなく、研究自体にも重要です。研究者は、守られる仕組みが手薄ですし、コミュニケーションが上手でない人も多く、ラボ内のちょっとしたボタンの掛け違いから研究に支障をきたし、極端な場合は研究不正や自死にもつながります。現在、不正防止、ハラスメント防止については盛んに謳われるようになりましたが、どちらかというと懲罰的で、問題の対処となった時には、すでに元には戻れなくなっています。研究現場が、自由闊達な議論で研究を進展させ発見の喜びを分かち合えるようなコミュニケーション環境を維持し、問題が起こっても元に戻れるよう早い段階でサポートできるような仕組みを作ることはできないでしょうか? 研究現場でのコミュニケーションの問題には研究社会独特のルールや体質が絡んでいて、一般のメンタルケア窓口では対処しきらないのではないかと思います。研究分野でのメンタルケア窓口を作ろうとすると、様々な手続き、ルール作り、組織づくりが必要になってきます。一緒に考えていただける人、この指とまれ。

2A-06 12月4日(木)
19:15~展示ホール
地方で頑張っている研究者、あつまれ!
Tough times bring opportunity: How to get through?
オーガナイザー
高山 優子(帝京大学)
参加対象者
大学教員アカデミアを希望している研究者
イベント内容

「地方創生」と言うけれど、東京をはじめとした大都市に若者はどんどん流れていく時代。地方の少子化の影響は大都市の比ではない中で、教育の格差は地域格差になりつつあります。おまけにKPIだ、PDCAだと大学は企業じゃない!と思いながらも御上からのお金のために国公立、私立大学関係なく地方の大学は生き残りのために色々やらないといけない時代になりました。これからの都市部以外の大学教育、研究、特に基礎研究をどうすればいいのか、現状を知って欲しい、こうやっていきたい(夢)、地方だけじゃないぞ、と物申したい人集まろう!

2A-07 12月4日(木)
19:15~展示ホール
【研究×ものづくり】自作アイテムで研究を便利にしている/したい人、大集合!(実践編)
[Research × DIY] Let’s Try Making Something for Research! (Hands-On Session)
オーガナイザー
坂本 光士郎(東京大学)古林 真樹(東京大学)
参加対象者
実験を便利にするものづくりをしている人。実験のためのものづくりに関心がある人。
イベント内容

<イベント内容>3Dプリンター等の便利な道具が身近な存在となり、自作のアイテムで研究用品を自分用に作ってしまうという試みが近年よく見られるようになりました。既にバイオ×ものづくりに取り組んでいるみなさんや、まだものづくりにチャレンジしたことがないけど興味がある方々はぜひ本企画にご参加ください!2日目の企画では実際にアイディアを出し合って新しいものを考えたり、意見がまとまったらその場で実際にデザインを考えたりモデリングをしたりと、今日からものづくりを体験できます!

2A-08 12月4日(木)
19:15~展示ホール
研究とフェムテックを繋げたい人この指とまれ
If you want to connect research and Femtech, come here!
オーガナイザー
嶽石 あや(東海大学)
参加対象者
フェムテックに興味がある方。
イベント内容

女性の生き辛さを解消してくれる「フェムテック(Femtech)」。最近よく聞く言葉です。フェムテックに興味のある研究者・医療者・学生の皆さまに対し、フェムテックと研究をつなぐ交流ミーティング を開催します。女性の健康、性、ホルモン、QOL、テクノロジーなど、フェムテックに関わるテーマで「研究のヒントを得たい」「一緒にプロジェクトを立ち上げたい」そんな思いを持つ方々の情報交換・ネットワーキングの場にしたいと考えています。ぜひお気軽にご参加ください!

2A-10 12月4日(木)
19:15~展示ホール
ウイルス研究をやりたい人この指とまれ
Interests in Virology?
オーガナイザー
佐藤 佳(東京大学)
参加対象者
ウイルス研究に興味がある方
イベント内容

ウイルス研究と分子生物学は、実はかなり密接な関係があります。ウイルス研究に興味がある方やウイルスのことを知りたい方を対象に、ウイルス学者がウイルス研究を紹介します。新型コロナパンデミックや、「次のパンデミック」に備えるための研究のことなど、ウイルスに関することについて、ざっくばらんに話すイベントになればと思っています!

2A-11 12月4日(木)
19:15~展示ホール
ヨーガ哲学と理想の探究――“心の使い方“を研究者のキャリアに活かす
Yoga Philosophy and the Pursuit of Ideals — Applying the Study of “How to Use the Mind" to Researchers’ Careers
オーガナイザー
佐々木 敦朗(シンシナティ大学)
参加対象者
嵐のなかにも心に成功の火を灯し、自ら運命を拓き、50年後に振り返ってみると盛大なる人生だったと、自分を変えていくことに興味がある方
イベント内容

私たちは学校で多くを学び、社会に出て自立します。しかし、人生を豊かに歩むためには、教科書には載っていない心の使い方も同じくらい重要だと感じています。同じ環境でも、挫折が不幸や悲劇に変わることもあれば、逆境をバネに飛躍できることもあります。松下幸之助氏には「貧しかったこと・学歴がなかったこと・病弱だったことが自分を鍛えた」という逸話があります。松下幸之助氏だけでなく、多くの先人は、心の持ち方が人生を変えていくと伝えています。 私は、海抜どころか海底2000メートルからのスタートのように感じた時期がありました。そこで得た実感や、ヨーガ哲学などから学んだ視点があります。本企画では、研究者としての人生、そして研究以外の人生の両面で役立つかもしれない、実践的な心の扱い方のヒントを、ざっくばらんに共有したいと思います。人は対話を通じて経験を受け渡してきました。この機会が、どなたかの次の一歩の後押しになれば嬉しいです。

2A-12 12月4日(木)
19:15~展示ホール
PIの退官、離職、研究費不足……研究者としてのピンチをどうする?~ピンチをチャンスに変えられる自立した研究者であるために~
To become independant researcher ~To change good chance from bad situation~
オーガナイザー
矢吹 真菜(東京科学大学)
参加対象者
大学院生(修士以上)若手ポスドク(40歳未満)
イベント内容

PIの退官やサバティカルなどに伴う長期離脱は若手研究者にとっては学位取得などのライフイベントに直結する重大な問題である。また研究費の資金繰りがうまくいかず資金難に陥るなど研究者としてのピンチはいくつも訪れるであろう。そういったピンチの時に困らないサバイバル術、また現在ピンチに陥っている方々は解決策を共有することで研究者としての困難を乗り越えやすくしてもらいたい。

2A-13 12月4日(木)
19:15~展示ホール
分子生物学研究に生成AIをガンガン活用して成果を出そう!
Let’s supercharge molecular biology research with generative AI!
オーガナイザー
宮嶋 伸行(株式会社次世代生命科学研究所)
参加対象者
生成AIを研究にどのように役立てられるかを知りたい方
イベント内容

近年、生成AI技術は飛躍的に進展しており、その革新のスピードは次世代シーケンス関連技術の発展をも凌ぐとも言われています。文章・画像・音声・動画など多様な分野での応用が急速に広がる一方で、分子生物学研究においてどのように活用できるかについての具体的な情報は未だ限られています。本イベントでは、生成AIをどのように活用して研究の効率化や新しい発想につなげられるかをテーマに、参加者同士で自由に意見交換を行います。想定される応用領域には以下が含まれます。・研究アイデアの創出や仮説形成・公開データや文献の効率的な探索・発表資料や論文の作成支援・実験計画やデータ解析に関する情報収集本イベントを通じて、日常の研究活動に直結する具体的な知見を持ち寄り、分子生物学分野における生成AI活用の可能性を参加者と共に探っていきたいと考えています。

2A-14 12月4日(木)
19:15~展示ホール
会社員経験のある大学院生、ポストドクター、大学講師の方、集合!
Come on if you belong to a university and have worked in office.
オーガナイザー
木村 貴洋(東北大学)
参加対象者
会社員経験のある大学院生、ポストドクター、大学講師の方。
イベント内容

企業からアカデミアへの転身は挑戦的といよく言われます。私は会社に5年弱勤めて、博士課程に進学しました。現在、金銭面、研究室と会社の文化の違い、標準年限内の論文投稿、専門知識の理解、博士号取得後のキャリアについて悩んでいます。あなたも会社員経験ならでは悩みや不安をお持ちではないでしょうか。企業からアカデミアに転身した皆様が交流する機会を設けるため、本企画を提案します。

2A-15 12月4日(木)
19:15~展示ホール
シチズンサイエンスに挑戦したい人、この指とまれ!
Gather for Participatory Science: Moving Science Forward Together!
オーガナイザー
石川 まるみ(福岡大学)青木 裕一(東北大学)
参加対象者
自分の研究に市民参加を取り入れたい研究者、新しいデータ収集手法を模索中の方、アウトリーチと研究を両立させたい若手研究者・学生、シチズンサイエンスという言葉を聞いたことがある方
イベント内容

市民と一緒に研究を進める「シチズンサイエンス」。海外では生態系調査やマイクロバイオーム研究、タンパク質構造解析など多様な分野で実践されており、日本でも近年その取り組みが広がりつつあります。今回の企画では、日本発のシチズンサイエンスプラットフォーム「CoLabField」を立ち上げたメンバーや、多くの市民と進めているプロジェクト「地球冷却微生物を探せ」の担当研究者が参加し、一緒に語り合います。どんなふうに市民と研究を進めているのか、実際の成功例や課題を共有しながら、あなたの研究分野でのシチズンサイエンスの可能性を一緒に考えましょう。新しい研究パートナーや共同研究のきっかけが見つかるかもしれません。研究者にとってはサンプル収集や研究への応援を得るチャンス、市民にとっては科学の最前線を体験するきっかけになります。この場からあなた自身のシチズンサイエンスプロジェクトが生まれるかもしれません。

2A-16 12月4日(木)
19:15~展示ホール
DNA複製オタクのつどい:DNA Fiber assayを広めたい!
The Geek Community for DNA Replication Researchers
オーガナイザー
五十嵐 太一(京都大学)
参加対象者
DNA複製を評価したい方、既存系で新しい観点を探している方、マイナーモデル生物を応用研究したい方
イベント内容

生物の二大要件は代謝と複製。代謝を評価するcommercial assayは数多くありますが、複製動態を(直接的に)評価する系はあまり知られていません。FACSやイメージングによる細胞周期解析も、注目する細胞集団の割合を算出しているにすぎず、例えS期割合の変化を捉えたとしても、直接的にDNA複製速度を評価しているわけではありません。そこで、DNA複製速度を評価するために応用されるのがDNA Fiber assayですが、市販キットはなく、公開プロトコルも複雑難解を極めており、経験者の手技と工夫に大きく頼る面が強い系です。この会ではDNA Fiber assayの原理と手技のポイントをゼロから解説しつつ、DNA複製速度に注目する面白さを紹介します。参加者の皆さまから新たな着目点や、ニッチな系への応用案も募りつつ、日本国内でのDNA Fiber assayユーザーを増やすきっかけづくりの場としたいです。

2A-17 12月4日(木)
19:15~展示ホール
若さとは何だ? 幼若期のサイエンス好きな人この指とまれ
What is youth in biology?
オーガナイザー
森 雅樹(国立成育医療研究センター)
参加対象者
どのような生物でも、未完成な生命が「完成体」となる機能向上プロセスに興味のある方!プロのサイエンティストもこれから研究を志す方も大歓迎!
イベント内容

「若さ」の不思議を支える分子生物メカニズムは何か?多くの生物種に幼若期があり、からだのサイズが大きくなり機能が高まります。昆虫、魚類、爬虫類、両生類、鳥類、哺乳類など多種多様な生物種のあいだでその機能向上ロジックは保存されているのでしょうか? 鳥は歌を覚え羽ばたいて世界を渡ります。魚は個体識別をして群れを成して回遊します。生物のもつ機械にはない成長ロジックを解き明かしたい。「若さ」の不思議のメカニズムを活かしたマシン開発につなげ産業や医療に役立てたい。どのような生物の研究者でもどのようなフェイズのサイエンティストでも大歓迎です。生命の神秘を楽しみ研究するきっかけにしたい。

2A-18 12月4日(木)
19:15~展示ホール
生物学の哲学って何?と思った人は、このゆびとーまれっ!-「生物学の哲学」の研究者と考える、明日の研究に役立つかもしれない哲学と分子生物学の話-
Philosophy of biology - what is it? Let’s gather here!With a philosophy of biology researcher: ideas you might use in your work tomorrow
オーガナイザー
佐藤 公亮(北海道大学)
参加対象者
誰でも!「生物学の哲学」って何?と思った人!哲学って生物学に必要じゃね?と思ってる人、そうでない人も。あと、ただただ話したい人!
イベント内容

「生物学の哲学」という学問領域があるの知ってる?ここでは、分子生物学者に向けて「生物学の哲学(Philosophy of Biology)」という学問領域をわかりやすく紹介し、生物学の手法や推論などにも寄与できる可能性を共有したい。分子生物学という領域の構造(決定論とか機械論とか、物理第一主義のお話)とか気になりませんか?それを少しでも知っていると、仮説形成とか推論、ヒューリスティックな利点があるかも。生物学にも哲学って必要じゃね?と思う人も、いや別に要らんでしょ?と思う人もぜひおいでください。提題者は修士課程まで生物学領域にいて、学部は魚類の生殖生理学、修士は細胞の膜輸送を扱っていました。哲学がいかに科学に貢献できるかを考える「Phiolosophy "in" Science」の潮流に基づいて、哲学と科学の協働、特に認識論・方法論的な側面について話題提供します。

2A-19 12月4日(木)
19:15~展示ホール
「コロナ禍」を真面目に振り返りたい人、この指とまれ!
Let’s talk about the COVID-19 pandemic beyond conspiracy theories
オーガナイザー
新田 剛(東京理科大学)
参加対象者
社会と科学の未来を真面目に語りたい方
イベント内容

COVID-19による混乱期には、いわゆる「陰謀論」や「異端の説」として専門家から顧みられなかった言説が多くあった。分子生物学の分野も例外ではない。SARS-CoV-2は遺伝子操作によって作られ、研究所から流出した可能性は? SARS-CoV-2の病原性は過大評価され、ワクチンの副反応は過小評価されていないか? そもそもCOVID-19に対する集団免疫や「ゼロコロナ」は実現できないのでは?科学の本質は従前の知識や常識を疑い、論理的または実験的に検証し、間違いがあれば修正してゆくことにある。2025年現在、海外では「コロナ禍」の科学・医療政策や専門家の言説に対する検証や反省が進められている。日本の生命科学者も腰を据え腹を割って議論すべきではないか。それこそが真の意味で公衆衛生や安全保障や健全な科学の未来のために重要ではないのか。…という話をしたい方、社会と科学の未来を真面目に語りたい方を募集します。

2A-20 12月4日(木)
19:15~展示ホール
隙間時間に隙間の細胞の話から始める共創と発想
From Interstitial Stroma to Interstitial Time: A Symposium on Co-creation and Innovation
オーガナイザー
仁科 隆史(東邦大学)倉島 洋介(千葉大学)
参加対象者
学生から社会人まで、分野や職種を問わず、「新しい研究・創薬の切り口」を探すすべての人
イベント内容

臓器や組織の実質を取り囲み、支持・調整を担う間質部位。そこには、まだ十分に理解されていない多様な間質細胞たちがひしめき、臓器や生命現象のカギを握っています。本イベントでは、学生から社会人まで、分野や職種を問わず、「新しい研究・創薬の切り口」を探すすべての人に向けて、“隙間時間トーク”感覚で間質トークを楽しむ場を開きます。<企画のポイント>• 推し細胞・キーワードカードを作成し、マッチングした人と気軽にトーク!・モデル・臓器・疾患を問わず、間質細胞の隠れたポテンシャルをシェア。・トークを通じて、異分野融合やキャリアのヒント、研究のひらめきが生まれるかも。お酒を片手に、最もユニークで未来志向の交流の場へ。「隙間細胞トークから始める共創」に、ぜひご参加ください!

当日の参加方法について

11月中旬ごろにメールまたは年会ホームページにてご案内いたします。

お問合せ先

第48回日本分子生物学会年会事務局(㈱エー・イー企画 内)

〒101-0003 東京都千代田区一ツ橋2-4-4一ツ橋別館4階

Tel: 03-3230-2744
E-mail: mbsj2025@aeplan.co.jp